自己紹介・経歴

2005年~14年目のウェディングプランナー。


「結婚式」を知ったのは19歳になりたての

まだ10代だった時でした。


パティシエの夢が現実になったときの

理想と現実が違ったとき、当時100円で買った求人誌に

「ホテルフロント業務」が出ていたとき

そんな仕事もあるのか、そんな気持ちで応募。

面接人数は10名ほど。

選考に残った私はそこからホテル業界に魅了されていき

入社半年でブライダル業務も担当することに。


私の仕事はホテル業務全部!を熟知。

未成年のまだまだ世間一般がわからない「女の子」でもありました。


専門用語は飛び交い、怒られることも、涙するときもあり

社会の厳しさに押しつぶされそうな19歳の冬。


初めて担当した結婚式は、3mのもみの木を会場に入れたいという要望。

なんとしてでも叶えたく、お花屋さんにお願いをして

迫力満点な生のもみの木を新郎新婦様と飾りながら

翌日の挙式披露宴の準備を一生懸命頑張り

落ち度の無いようしっかり確認をし当日を迎え

滞りなく挙式を終え

フラワーシャワーの時の事。


新婦様のお友達が

「おなか大きくなってきたねぇ♡」

「元気な赤ちゃんが生まれるように無理しないでね!」


そんな会話を聞いたとき

焦りと動揺が一気に押し寄せてきたのです。


半年以上打ち合わせをしてて

新婦様がご懐妊していることに気づけなかった自分は

「妊娠」という素晴らしいことにまだ敏感な年ごろでもなく

まさか…嘘でしょ…なんで見落としたんだろう…


そのことでいっぱいでした。


気づけなかったということに大変落ち込み

そのまま披露宴も終盤。

新郎新婦様から サプライズでスポットを当てられ


「一緒にこの結婚式を作ってくれた担当の佐野さん

こんな素敵な式になり、私たちはとても幸せです。

ありがとうございました!」(旧姓です)


最高な言葉を大きな会場で言われたとき

大粒の涙を流して一礼を深々させていただきながら

最後には上司の胸で号泣したのを

昨日のことのように思い出します。






ウェディングドレスや引き出物をみて

上司や先輩の動きや話し方やお客様への接し方や話し方を盗み

背中を見て 成長する時代でした。


当時はカセットテープを設置して、打ち合わせ内容を何度も聞き

知らない言葉やわからないことは先輩に聞いてメモを取り

同席させていただく機会や、ロールプレイを何度も行いました。


右も左もわからない私が初めてプランナーデビューした時…


「結婚式に失敗は許されない」

そんな一度きりの披露宴2時間半は

緊張と感動に溢れて 涙を流したこと。

「プランナーがあなただからよかったのよ」と言われて号泣したこと。

会場で新郎新婦様に抱きしめられて「結婚式、作ってくれてありがとう」と言われ 涙が止まらなかったこと。


沢山の苦労と失敗と自己嫌悪を乗り越えて

「結婚式、挙げてよかった!」と言ってもらえることの喜びが私の今を作っています。


あれから時代も変わり私たちプランナーも毎日が勉強です。



27歳の時

自身が結婚をして

改めて「結婚式をしてよかった!」


結婚をしている私だからこそ

ご夫婦の悩みもわかりますし

「結婚ってすごくいいよ!」と言えます。



私が独身だったり、パートナー解消をしていたら

こんな風に皆様へ「結婚式、挙げようよ!夫婦ってすごくいいよ!」と言えないです。

説得力がないですから。


そして、プランナーは続けていなかったと思います。

結婚とは、うわべだけで語れる仕事ではありません。



独身の時とは違う気持ちで

既婚者として ウェディングプランナーをしているので

より深みがあり、重みがあります。

それはいい意味でも悪い意味でも私の強み。


そして、子供を授かることのうれしさや悲しさや辛さがわかるからこそ

”細田”というプランナーの強み。


子供を授かり、10月10日(とつきとおか)をおなかの中で育てられる身体でないことを

たった8週で知ったとこ。

出来る身体なのに産めない事実。


私の命がなくなるかもしれないときに

結婚して初めて夫の涙

主治医へ緊急手術の承諾書手続きから

目が覚めた時には

空っぽの子宮と出血だけ。


水がおいしいと思った瞬間

悪阻がなくなっていたこと。

秋晴れの

主人の誕生日の朝でした。


私は女性として、母親として悔やみ、惨めで

特別養子縁組を懸命に探していた術後すぐの時

「いいじゃないか、二人で生涯楽しもう」と

言ってくれた夫には 泣きじゃくった2015年の秋でした。


これも経験と、今は思っています。

だからこそ、こうしてプランナーをしながら

熱く、暑苦しく伝えています。


「どんなことがあろうと、一緒に居られるパートナーがいる幸せを掴んでほしい」と。



結婚とは

悲しみ

楽しみ

辛さ

感じ方は様々ですが

私は「パートナーのいる幸せ」

そして

両家両親がいる幸せを

伝えていきたい。そう思っています。


どんな思いをして

私たちを育ててきたのだろう。

父へ、母へ 祖父へ、祖母へ

晴れ姿を見てもらい

感謝の気持ちを伝える最高の一日を

一緒にお作り致します。


私はこれから結婚式を挙げるお二人を

全力で応援いたします。


私が証明します。

結婚とは、最高だということを。


悩んだり困ったりしたら

ご連絡ください。

一緒に最高な結婚式を作り上げましょう。!


ぷらむプラン代表

フリーランスウェディングプランナー

細田あや