結納ってなに?大切な「結納」のお話!②
先日の結納のお話から少し掘り下げて書いておきますね。
★結納品★
しきたりを確認し,親御さまやお店とよく相談いたしましょう。
地域や形式によって品目・内容が異なり、関東式と関西式に大きく分かれます。
両家で食い違いがないよう事前に相談し、確認が大事です。
デパートやホテル、結納の専門店などで相談しながら揃えると安心です。
★結納金★
婿取り・嫁取りというように名乗る側が支度金として用意する結納金です。
50万~100万円で揃えることが多いですね。
関東ではその半額を返す「半返し」があります。
関西では結納返しをしない、または1割を返す場合もありますので、両家で話し合い、はじめから金額を少なくして半返しを省略するケースもあるようです。
★書状★
結納品の内容を記した目録と受書を用意します。
結納で必要なものは2つ。
結納品の品目と数を確認するための目録と、結納品を受け取った証拠に渡される受書です。
結納品を購入すると、ほとんどの場合はどちらも店で用意してくれます。
関東式と関西式などでは記入方法が異なる場合がありますので、事前に必ず確認をしましょう。
目録と受書に加えて、家族構成を記した家族書を交換する地域もあります。
こちらがあると、親族構成がわかりますので交わすとより今後のお付き合いに役立ちます。
★料理★
皆の好みを把握し、お店と事前に打ち合わせをしましょう。
結納式の後はお祝いを兼ねてお食事をご用意します。
和やかに食事できるよう、好みに配慮した食事内容をオーダーしておきましょう。
飲み物についても、注文時にふたりがリードするか、事前に頼んでおくとスムーズです。
支払いは様々で、二人が払う場合・嫁側が支払う場合(結納品を用意していただく代わりに、おもてなしを自宅・又は料亭やホテルを用意し振舞う・両家折半)地域や風習もありますので、周りの方々とよく相談しましょう。
男性側が遠方から来る場合は女性側が接待費用を出すなど、両家で話し合い臨機応変に対応しても良いです。
どちらにせよ当日までにきちんと決めておくのが一番です。
★婚約記念品★
婚約の記念に贈られるものは指輪が最も多く、時計やアクセサリーの場合もあります。
必ずしも必要ではありませんが、婚約記念品を用意するなら結納でお披露目するのがおすすめです。
結納品の中に指輪(結美和)がありますが、間に合わない場合は目録に書いておくとよいです。また、お返しに男性には記念品として腕時計を用意される場合もあります。
↓このように目録でもよいですし、品物を置くこと(指輪・時計)も良いです。
関西式では婚約記念品が結納の品目に含まれている場合があります。
★手土産★
持参するかしないか、両家で意見を統一しましょう。
片方は用意していたのに、もう一方は手ぶら……ということにならないよう注意が必要です。
持参する場合、食べ物なら相手の好みや日持ちを考えたものを選ぶことです。
菓子折りや地元の特産品がおすすめです。
次回は「結納品」の意味をお送りします。・・・続く♡
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